企画展「アンニュイの小部屋 アルフォンス・ミュシャと」が、大阪の堺 アルフォンス・ミュシャ館にて、2022年4月9日(土)から7月31日(日)まで開催される。“アンニュイ” に着目
シャネルバッグコピーしてミュシャと宇野亞喜良の作品を紹介
アルフォンス・ミュシャ《アイリス:四つの花》1897年 リトグラフ、紙 堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市)蔵企画展「アンニュイの小部屋 アルフォンス・ミュシャと
エルメスネックレスコピー宇野亞喜良」は、との作品が一堂に会する、初の展覧会だ。グラフィック領域で女性や少女を題材に独自の作品を手がけてきた2人のアーティストの作品を、“アンニュイ”をキーワードに、小部屋に見立てた5つのセクションで紹介する。
アルフォンス・ミュシャ《夏:四季(1896年)》1896年 リトグラフ、紙 堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市)蔵の美術家としてアルフォンス・ミュシャが活躍した19世紀末のパリには、「ベル・エポック(良き時代)」と回顧される享楽的な都市文化が花開く一方、文学や美術の世界には妖しく退廃的な雰囲気も漂っていた。ミュシャが描いた女性たちも、優美な微笑みを浮かべつつ、その目にはどこか物憂さを宿している。
アルフォンス・ミュシャ《ユリ:四つの花》1897年 リトグラフ、紙 堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市)蔵本展では、ミュシャによる女性像の華麗さのなかに見え隠れする物憂げな表情に着目しつつ、装飾パネルの代表作などを展示。「四つの花」や「四季」をはじめ、油彩画やジュエリー、彫刻まで、ミュシャ作品の数々を目にすることができる。
宇野亞喜良《演劇実験室◎天井棧敷公演「星の王子さま」ポスター》1968年 シルクスクリーン、紙 刈谷市美術館蔵また、少女像と幻想的な世界観で知られる宇野亞喜良の作品を、愛知の刈谷市美術館から特別出品。1960年代の演劇ポスターや挿絵原画など約50点を展示し、宇野が描いた少女像が醸しだす“アンニュイ”な雰囲気に光をあてる。展覧会概要企画展「アンニュイの小部屋 アルフォンス・ミュシャと宇野亞喜良」
会期:2022年4月9日(土)〜7月31日(日)
[前期 4月9日(土)〜6月5日(日) / 後期 6月9日(木)〜7月31日(日)]
会場:堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)
住所:大阪府堺市堺区田出井町1-2-200 ベルマージュ堺弐番館
開館時間:9:30〜17:15(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(休日の場合は開館)、休日の翌日(5月6日(金)、7月19日(火))、 展示替臨時休館日(6月7日(火)・8日(水))
観覧料:一般 510円(410円)、高校・大学生 310円(250円)、小・中学生 100円(80円)
※( )は20人以上100人未満の団体料金
【問い合わせ先】
堺 アルフォンス・ミュシャ館
TEL:072-222-7227